空手を通じて礼儀作法が身につくって本当?
空手などの武道を親御さんがお子さんに習いごととして選ぶ理由のひとつに、礼儀作法を身につけさせたいからというものがあります。
実際に空手を習うことで礼儀作法を身につけることが本当にできるのか、これから空手をお子さんに習わせようと思っている親御さんにとっては気になるところですよね。
空手などの武道の稽古は、礼に始まり、礼に終わると言われていますが、どのスポーツもそれは同じだと思います。
使用する場所に対するお礼、稽古や練習を指導する指導者に対するお礼、一緒に稽古・練習する中に対するお礼と、稽古や練習の最初と最後に行う挨拶は、そのような意味を込めて行っているところがほとんどです。
空手の礼儀作法は、一見形式的なものという風に見えるかもしれません。
小さなお子さんの場合は稽古の前と後で行う挨拶や、一緒に稽古をする先生や仲間に接する時の挨拶、ことば遣いなどは、習慣として回を重ねるごとに自然に身についていきます。
礼儀作法の意味を解らずに、習慣として身につく挨拶や言葉遣い、目上の人との接し方などは、自然な形で日常生活の中でも立ち振る舞いとして出るようになっていくので、空手を通じて礼儀作法が身につくと言われているのは、あながち嘘ではありません。
TPOに合わせて自然と出る礼儀作法を身につけたいという場合に、空手を習いごととするのはおすすめなので、ぜひ挑戦してみてはどうでしょう。